世界的作家の村上春樹さん、ノーベル文学賞は受賞なりませんでした。
2014年のノーベル文学賞はフランスの作家パトリック・モディアノさんが受賞しました。
パトリック・モディアノ – Wikipedia
村上春樹さんは京都市伏見区生まれで兵庫県芦屋市育ち、早稲田大学第一文学部演劇化を卒業し、ジャズ喫茶の経営中に執筆した処女作「風の歌を聴け」で1979年に群像新人文学賞を受賞してデビュー。
その後「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」と続く初期三部作を執筆。その後1987年に執筆された「ノルウェイの森」は社会現象を巻き起こしました。初期作品に見られたデタッチメントから作風は徐々に「ねじまき鳥クロニクル」「海辺のカフカ」「スプートニクの恋人」などのコミットメントを描いたものへと変遷しています。
村上さんは小説の他にもエッセイや翻訳も多数行っており「ライ麦畑でつかまえて」を「キャッチャー・イン・ザ・ライ」の名前で訳している他、フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」トルーマン・カポーティの「ティファニーで朝食を」など錚々たる翻訳を行っています。