500年経っても色褪せないボスの「快楽の園」を動画にするとこんなことになりました。詳細は以下から。
今から500年前に描かれたヒエロニムス・ボスの代表作「快楽の園」。オリジナルはスペインのプラド美術館に所蔵されていますが、シュールで黙示録的なこの大作は映像作品や書籍などでも取り上げられることが多く、どこかで一部分だけでも見た記憶のある人も多いのではないでしょうか?
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今年はボスの没後500年に当たり、生まれ故郷であるオランダではボス関連のイベントや展覧会などが多く開かれています。その中のグランドツアーの一環として、ブレダのMOTI Museum of the Imageでは映像集団のStudio Smackが「快楽の園」の現世を描いているとされる中央パネルを動画でリメイクしました。
基本的な構図は押さえつつ、オリジナルとはまた違った不思議な構造物が広がり、奇妙な生き物たちが動き回っています。
PARADISE – A contemporary interpretation of The Garden of Earthly Delights from STUDIO SMACK on Vimeo.
オリジナルとどう違うのか、いったいなぜそれが変更されたり付け加えられたりしたのかを考えながら見比べてみるのも楽しそうです。
A Vividly Animated Digital Interpretation of ‘The Garden Of Earthly Delights’ by Hieronymus Bosch
(Photo by Wikipedia)