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「アイアンマン」のように空を飛べるジェットスーツを発明家が自作

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空を自由に飛べる新しいアイディアが実現しています。詳細は以下から。

古来「空を自由に飛びたいな」は人類の大きな夢のひとつ。飛行機やヘリコプターなど、機械を使って飛ぶことはできるようになりましたが、鳥のように身体ひとつで飛んでみたいという夢に向かって多くの挑戦が今も繰り広げられています。
そんな中、「アイアンマン」のスーツを思わせる手足にジェットエンジンを搭載し、空を飛ぶことのできるスーツが話題になっています。
発明家のRichard Browningさんは彼のチームGravity Industriesと共に2年半前からこのジェットスーツを作り上げました。このスーツは超軽量のスーツとブーツ、そして6つのケロシンを燃料とするエンジンから成り立っています。
38歳のBrowningさんは週末や夜の時間を奥さんに怒られるまでこのスーツの開発に当ててきました。当初は羽と電気モーターを使ったスーツを考案していましたが、あるときトニー・スタークの開発した「アイアンマン」のパワードスーツのような形にすればいいと直観してしまったのです。
9ヶ月前に最初のフライトテストを実施し、その際には数秒だったフライト時間も現在では12分にまで伸びてきています。最初は脚に付けられていたエンジンは背中に移動され、この2つでバランスを取って浮く事が可能。この辺りはちょっとガンダムのモビルスーツを思わせます。

Gravity_Story_Master from Gravity Industries on Vimeo.
そして両手の4つのエンジンで方向を調整できます。手を後ろに向けると前に飛ぶことができ逆に手を前に出せばブレーキになり、うまくコントロールすればホバリングもできてしまいます。

FinalFlight2 from Gravity Industries on Vimeo.
なお、このスーツの開発コストは40,000ポンド(約550万円)。現時点で時速450kmまで出すことができるとのことですが、パラシュートを持っていないため未だその実地テストは行われていません。
また、最新の成果としてはソニーの協力でヘッドアップディスプレイが搭載されるようになっており、これによって燃料の残量などをリアルタイムでモニターができるようになっています。
今後もさらに開発を続けていくとのことで、本当のアイアンマンのスーツの性能を凌ぐ日がいつかやってくるのかもしれません。

Man Builds His Own Iron-Man Hoversuit With Jet Engines Attached To His Arms – Geekologie
Iron Man Richard Browning is a real-life Tony Stark _ WIRED UK

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