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デニムがアートの最前線だった時代、1973年にリーバイスが開催した「デニムアートコンテスト」の作品たち

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いつかまたこんな時代がリバイバルするのでしょうか。詳細は以下から。

1960年代から70年代にかけて、多くの若者がジーンズをはき、デニムのジャケットを身にまといました。ヒッピームーブメントの波の中で、穴あきのジーンズからつぎはぎのパッチワークの装飾まで、彼らは自分たちのスタイルでデニムを彩っていきました。
そうした中で1973年、ジーンズメーカーのリーバイスは「デニムアートコンテスト」を開催します。
参加者らはパッチから刺繍をはじめ、自由自在にカスタマイズされ、美しく装飾されたリーバイスのデニム製品をスライドで撮影して送付。




コンテストには2000点のスライドが送られ、ファッションデザイナーのルディ・ガーンライヒ、写真家のイモージン・カニンガム、サンフランシスコ・クロニクル紙などを含む審査団が審査を担当。




優秀作品は18ヶ月にわたる同コンテストの全米美術館ツアーで展示され、さらに写真家バロン・ウォールマンによる「The Levi’s Denim Art Contest Catalogue of Winners」に掲載されました。





いずれもきらびやかでヒッピームーブメントの香りを色濃く漂わせています。デニム自体がまったく見えなくなるような作品もあり、当時の自由に満ちた空気の残り香を感じさせるものとなっています。







いつかまたこんなファッションをストリートで見ることはあるのでしょうか。

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