音楽と連動するVJはこれまでにもありましたが、演者の脳波と連動してリアルタイムに映像が生成されています。詳細は以下から。
クラブやフェスで、音楽のビートや展開に同期させながら映像を繰り出すVJや映像アーティストはこれまでにも存在していました。その効果はうまくハマるとこの上なく素晴らしいのですが、さらに1歩進んだ映像パフォーマンスが誕生しています。
映像ディレクターのOuchhhはArs Electronica Festivalでドイツと韓国のミュージシャンからなるクラシック音楽のトリオと共演し、「Say Superstrings」という映像パフォーマンスを行いました。
トリオのチェロ奏者が脳波測定用ヘッドセットを被り、脳波をデルタ波、シータ波、ベータ波、ガンマ波に分類した上でリアルタイムにステージ上の映像にフィードバックします。
これによって感情や注意、関心といった演者の中枢神経状の脳波が映像体験として投影されることになります。一体どんなことになるか、動画は以下から。
„SAY_SUPERSTRINGS“ / A Real-Time Generative Installation Performance Of Electrical Activity In The Musician’s Brain! from Ouchhh on Vimeo.
なおOuchhhはこのようなゴリゴリの映像作品も作成。もはや数年前の最新技術すら裸足で逃げ出すレベルになっています。
DATA GATE _ World’s First NASA AI Astronomical Research Data Sculpture Public Art from Ouchhh on Vimeo.
【ミュージシャンの演奏中の脳波をリアルタイムでVJとして出力する作品「Say Superstrings」が異次元に】を全て見る