参院選を前に週刊スピリッツが「マンガに憲法を持ち込む」ことにしました。詳細は以下から。
投票日まで2週間を切った参議院選挙。BUZZAP!でも自民党が9条改定を明言したことから「改憲」が争点に急浮上したことをお伝えしましたが、こうした流れの中で青年向けマンガ雑誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」が次号で日本国憲法を付録にすることが明らかになりました。
6月27日に発売された「週刊ビッグコミックスピリッツ No.31」の巻末の予告によると、7月4日発売のNo.32に44ページに及ぶスピリッツ特製の「日本国憲法全文」ブックが付録として付けられます。しかもスピリッツ連載陣13人がオール書き下ろしで参加という超豪華な永久保存版となっています。予告で挿絵を描いている吉田戦車氏も以下のようにツイート。
次号予告(日本国憲法が付録でつくそうです)で絵を使ってもらってます。 pic.twitter.com/ijweXqGlCM
— 吉田戦車 (@yojizen) 2016年6月27日
次号予告の中では
公布から70年目の節目、とあり、多方面で「改憲」が参院選の大きな争点として受け止められていることが分かります。「丸っと一冊『憲法特集』」ともあり、「日本国憲法全文」以外にも何らかの憲法関連の企画や特集が行われる可能性もあります。
夏の選挙では変える変えないが話題、
そしてなにより私達の生活の
結構大切な約束事が書かれている憲法。
まずはこの機会に読んでみませんか?
若者世代から大きな支持を得ている週刊スピリッツのこうした動きは若者の投票率アップにどれほど繋がるのでしょうか?そして「日本国憲法全文」をこの機会に読んだ若者たちは果たして「改憲」を求めるのでしょうか?