人間の男性とも女性とも親密な関係を築いたフレディ。彼は無類の猫好きとしても広く知られています。詳細は以下から。
先日の「ボヘミアン・ラプソディ」の公開以来、フレディの最後の恋人であったジム・ハットンとの写真、そしてフレディが最も愛し、信頼した生涯の友人、メアリー・オースティンとの写真の記事が非常に広く読まれ続けています。
そんなフレディが愛したのは人間の男女だけではありませんでした。フレディは映画の中でも触れられているように、完全なる猫好きだったのです。
フレディのパーソナル・アシスタントを約10年間務め、回想録「フレディ・マーキュリー―華麗なるボヘミアン・ラプソディ」を綴ったピーター・フリーストーンによると、フレディは生涯で多くの猫を飼い、ツアーで家を留守にする時は非常にさみしがったといいます。
フレディはツアー中に自宅に電話を掛け、家族や友人たちに猫を受話器の前に呼ばせて話しかけ、その日にあった事やいかに自分が猫たちと会えず寂しいかを語ったとのこと。
1991年に発売されたフレディ存命中のクイーン最後のアルバム「イニュエンドウ」に収録されている「愛しきデライラ(Delilah)」は1987年からフレディが飼っていた三毛猫のDelilahに捧げられた楽曲として有名です。
当時はJerryという猫も同時に飼っており、フレディの最後の恋人のジム・ハットンによるとフレディは猫たちを子ども同然に可愛がっていたということです。
それ以外にフレディが飼っていたのはGoliathという小さな黒猫、Mikoという白と黒の猫、Romeoという白ととらの猫、Lillyという白と黒の猫、そしてジム・ハットンを通してやってきたオレンジと白のOscarなど。
フレディと猫たちとの心温まる瞬間の数々です。