19世紀末に撮影された短編映画をニューラルネットワークを使って4Kの60fpsの映像に変換する試みが行われました。結果は以下から。
「ラ・シオタ駅への列車の到着」は「映画の父」と呼ばれるリュミエール兄弟が1895年に制作した50秒の伝説的な短編映画作品。これは蒸気機関車がフランスのラ・シオタ町の駅に到着した様子を映した初期作品のひとつです。
こちらがそのオリジナル版。動きなどはいかにも昔の映像という感じがしますね。
この短編映画をYoutuberのDenis Shiryaevさんが複数のニューラルネットワークを用いて4Kかつ60fpsの高画質動画に再編しました。どんなことになっているか見てみましょう。
完全に同じ映像であることはひと目で分かりますが、まるで昨日撮影されたかのようにぬるぬるとなめらかに動くクリアな映像になっています。
映画のリマスタリングはこれまでもありましたが、今後過去の様々な映像がこのように新しく生まれ変わることになるのでしょうか。