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森見登美彦の「ペンギン・ハイウェイ」アニメ映画が8月17日公開、宇多田ヒカルが主題歌を書き下ろし

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舞台が京都ではない森見登美彦の傑作SF作品がアニメ映画化されます。詳細は以下から。

「四畳半神話大系」や「有頂天家族」「夜は短し歩けよ乙女」など、京都を舞台にした青春小説がアニメ化、映画化されている森見登美彦作品。
ですがこの夏、京都を舞台としないSF小説「ペンギン・ハイウェイ」がアニメ映画化されることが決定、主題歌に宇多田ヒカルが「Good Night」を書き下ろしたことが明らかにされました。
宇多田ヒカルのアニメ映画とのタイアップは「桜流し」を提供した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」以来となり約6年ぶりです。楽曲の一部は以下の予告編から聴くことができます。
映画『ペンギン・ハイウェイ』 予告1 – YouTube

物語は主人公の小学四年生アオヤマ君の住む街に突如ペンギンが出現し、消滅するという怪現象が発生。友人や行きつけの歯医者の歯科助手の「お姉さん」たちとの交流の中でその秘密に近づいていきますが、「お姉さん」には秘密がありました。
原作は「四畳半神話大系」のようないわゆる「日常系SF」とも呼べる系譜の作品ですが、初恋、友情、成長、おっぱい、ペンギンなどが玉手箱のように詰め込まれた珠玉の逸品となっています。映画化によってそれらの要素がどのように表現されるのか非常に楽しみなところ。
主人公アオヤマ君役にはオーディションで役を射止めた若手女優・北香那。そしてアオヤマ君が淡い恋心を抱く「お姉さん」は演技派女優・蒼井優が演じます。
監督には「フミコの告白」で国内外の賞を多数受賞し、「陽なたのアオシグレ」で第17回文化庁メディア芸術祭にてアニメーション部門の審査委員会推薦作品に選出された石田祐康。制作は同監督の率いるスタジオコロリドです。
公式ツイッターアカウントでは、同日に公式サイトがオープンしたことも伝えられています。

今年の夏はちょっと違った森見作品をじっくり楽しんでみるのも良さそうです。

【森見登美彦の「ペンギン・ハイウェイ」アニメ映画が8月17日公開、宇多田ヒカルが主題歌を書き下ろし】を全て見る


これは期待するしかない!ハリポタのダニエル・ラドクリフの新作映画でのクレイジーな二丁拳銃姿がヤバ過ぎて世界中でバズる

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言われなければすぐには彼だと分からないガチっぷりに世界中が騒然です。詳細は以下から。

ハリー・ポッターといえばダニエル・ラドクリフ、ダニエル・ラドクリフといえばハリー・ポッターという等号は世界中の映画ファンらの頭に擦り込まれてしまった公式です。
そんな代表作を持つということは俳優にとっては冥利に尽きるのかもしれませんが、そこでのイメージが後の活動の妨げになると言われることも事実。
ダニエル・ラドクリフという俳優が今後どのような作品でどのような演技を見せてくれるのかは、多くのファンにとって期待と不安の入り交じる話題だったかもしれません。
そんなダニエル・ラドクリフが現在撮影中のガンアクションコメディ映画「Guns Akimbo」の撮影中の様子がツイッターに「流出」し、世界的にバズっています。
この映画はニュージーランドのJason Lei Howden監督のもとで同国のFour Knights Filmが作成しているもので、現在オークランドで撮影が行われています。共演は「マトリックス」シリーズでエージェント・スミスを演じたヒューゴ・ウィービングの姪、サマサ・ウィービングです。
その模様を撮影した画像がツイッターや画像投稿サイトImgurなどで拡散。ガウンを纏い、虎の足のスリッパを履いたダニエル・ラドクリフが路上でイカれたひげ面で二丁拳銃を構えているという衝撃的過ぎる絵面はあっという間に世界中に広がりました。

気高き魔法使いの少年のイメージからの変貌ぶりは度肝を抜くものですし、この完全にぶっ飛んだ表情のヤバさは彼の演技の次の境地を感じさせてくれます。
もちろんツイッター上では大喜利になっていました。



なお、ガチなダニエル・ラドクリフのファンにとっては、彼が青春・サバイバル・アドベンチャー映画「スイス・アーミー・マン」で「超多機能な死体」を演じたことからこの路線は驚くべきものではないのかもしれません。
映画『スイス・アーミー・マン』予告編 – YouTube

「Guns Akimbo」の公開は2019年。ダニエル・ラドクリフがどこまで振り切れた演技を見せてくれるのか非常に楽しみなところです。
Daniel Radcliffe in Auckland to film Guns Akimbo with Samara Weaving – NZ Herald
Daniel Radcliffe Holding Two Guns _ Know Your Meme

【これは期待するしかない!ハリポタのダニエル・ラドクリフの新作映画でのクレイジーな二丁拳銃姿がヤバ過ぎて世界中でバズる】を全て見る

藤子・F・不二雄の生まれ育った故郷の街、富山県高岡市の「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」を訪れてみました

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ドラえもんを産み出した藤子・F・不二雄の生まれ故郷を訪ねてみました。詳細は以下から。
土管のある空き地、ガキ大将、カミナリ親父、ドラえもんを始め藤子不二雄作品にしばしば登場するモチーフは、藤子・F・不二雄こと藤本弘が生まれ育った富山県高岡市の風景に深く根ざしたものでした。
藤子・F・不二雄ミュージアムといえば、自身が亡くなるまでの35年を過ごした川崎市のものが有名ですが、生まれ故郷のこの地にも2015年11月に「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」という上京までの日々を中心としたギャラリーが開設されています。
BUZZAP!取材班がまず降り立ったのはJR高岡駅。ギャラリーに向かう前に駅前にある「ドラえもんの散歩道」をチラ見して行くことにしました。

路面電車の万葉線やバスターミナルのあるメインの北口に向かいます。

正面の高岡市生涯学習センターホールの庭に設置されているとのこと。左手側からペデストリアンデッキを歩いて向かいます。

ドラえもんのメインキャラクターたちがずらりと並んでいます。


どっしりとした質感のドラえもん。

のび太君とドラミちゃんです。慣れ親しんだ旧アニメ版のデザインに見えます。

奥には円形に配置されたお馴染みのキャラクターたちも。正直思ったよりあっさりしていますね。

ということで、JR氷見線に乗って1駅の越中中川まで来てみました。静かな駅ですが、近くに高校があるため若者を結構見かけます。

なかなかかわいい駅舎です。

駅前にはコンビニなどはないので注意。

細い道を歩いて行くと…。

高岡市美術館が見えてきます。

この時は「THEドラえもん展」も開催されていました。

正面玄関から入ります。

「THEドラえもん展」関係なのか、巨大なドラえもんがエントランスホールに鎮座していました。こっちも気になりますが、目的は「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」なのでそちらに向かうことに。

ちょっと目立たない奥のエレベーターから2階に上がります。

2階にもドラえもんがいました。

こちらは懐かしの最初期型ドラえもんです。高岡市の伝統産業である「高岡銅器」で作られているとのこと。

残念ながらギャラリー内は撮影禁止。ここで重点的に展示されているのは藤本弘の幼少期から上京するまでの幼少期から青年期までの足取りです。
当時の高岡市には空き地が多かったこと、ガキ大将にいじめられたこと、戦争帰りの怖いおじさんたちの存在など、自らの少年時代の風景や経験が現在も続く国民的アニメの風景に直接影響を与えていることがありありと分かるように展示されています。
まだ戦争中だった1944年、後の藤子不二雄Aである安孫子素雄が転校してきて同じクラスになった話や、中学時代に手描きで漫画や小説を雑誌風にまとめて(今で言うならば同人誌的なものでしょうか)友人たちに見せていた話など、レジェンドの伝説的な逸話が並びます。
中学校時代から高校時代に掛けて、藤本弘は時に単独で、時に安孫子素雄と共作の形で漫画の投稿を行っており、17歳の時には初めてマスメディアである毎日小学生新聞に「天使の玉ちゃん」が掲載されてプロデビューを果たしました。
その後、高校を卒業した後にふたりは上京してトキワ荘に住むという「まんが道」に描かれた日々を送ることになるわけですが、あの時代に漫画家を目指して東京に行くという藤本弘を母親が飄々と認める話などは読んでいて引き込まれます。
また、なかなか見ることのできない初期作品などを実際に読めるコーナーもあるので、ゆっくり時間を取って何冊か読んでみるつもりで訪れてみるのもいいかもしれません。

【藤子・F・不二雄の生まれ育った故郷の街、富山県高岡市の「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」を訪れてみました】を全て見る

どう見てもパチンコ屋、事業売却される大阪のド派手な激安スーパー「スーパー玉出」はこんな感じ

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事業売却報道がとんでもない反響を巻き起こしている大阪の激安スーパー「スーパー玉出」。
同じ大阪でも富裕層の多い北摂エリアには出店せず、西成をはじめとした庶民が多い町を重点的にカバーするなど、そのスタンスの徹底っぷりには目を見張るものがある同スーパーですが、どのような雰囲気なのかが分かる写真たちをお届けします。詳細は以下から。

Buzzap!編集部が降り立ったのは、大阪の浪速区と西成区の境界にあたる「新今宮」駅前の交差点。なお、これらの写真は「いつかスーパー玉出の記事を書きたい」と思ったスタッフが2年前に撮影したものです。

交差点の角には30円でジュースを買える大阪の超激安自販機「おいなはれ」も。関東ではそうそう見られない自販機のため、こちらの記事も要チェックです。
30円でジュースを買える大阪の超激安自販機「おいなはれ」の魅力 | BUZZAP!(バザップ!)

東にはそびえ立つあべのハルカス。老朽化した建物が並ぶ新今宮エリアから眺めると、少し不自然な感すらあります。

ここでひとまず新今宮近辺を紹介。「カラーテレビ付 1250円」と書かれた破格の宿泊施設や……

「生活保護相談無料」と書かれたアパートメントが立ち並ぶエリアです。

近隣にはものすごく安いお弁当屋さんなどがあります。

大通りにある建物は古びたものも多く、色あせた感じが哀愁を帯びて見えることも。


野宿者のための生活・医療相談窓口

中には大阪市の施設もありますが……

入口の上には今なお残る「大阪市立愛隣会館」の文字の痕跡。ちなみに現在の名称は「西成区保健福祉センター分館」です。

路上生活者を中心に流行している結核の検診などが行われています。

路地裏はこんな感じ。なお、この近くにはかつて、知る人ぞ知る「竹の家」と呼ばれる施設があったそうです。

ここまでつまびらかにしていくと、西成エリアの雰囲気はだいたい分かってくると思われますが、そんな風景の中でひときわ異彩を放つのが……

このスーパー玉出。パチンコ屋と見まごうばかりの存在感です。


正面から見るとこんな感じ。「激安」という文字がとにかく並びます。

ここまで来ると視覚の暴力な感もありますが、見ていてなんだか楽しくなってくるから不思議です。

手前にある三角形の柵は、1993年に廃止された「南海天王寺支線」の跡。かつてこのエリアには路面電車が走っていました。

店頭に並ぶ商品たち。「いつ来ても安い」というのはやはり強く、庶民の心強い味方として受け入れられている一方、「お刺身だけは買いたくない」など、人によって折り合いの付け方が大きく異なる点もスーパー玉出の興味深いポイントです。

また、西成エリアを中心に実質的なドミナント戦略を展開しており、上記店舗のすぐ近くにある動物園前商店街などにも複数の店舗があります。24時間営業もあいまって「西成のセブン-イレブン」と言っても過言ではありません。


近隣の風景を見れば見るほど、なんだかすごいエリアに集中出店していることがわかるスーパー玉出。



しかしそんな西成エリアすら、外国人バックパッカーなどが簡易宿泊所に大挙して押し寄せたことや、星野リゾートのホテル計画で大きく変わりつつあるのが現状。スーパー玉出の事業売却も、時代の流れなのかもしれません。


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地上11階相当の巨大看板がギラギラ、不夜城と化す「スーパー玉出」で見てはいけないものを見てしまいました

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前回の記事に続いて、激安スーパーとして知られる大阪の「スーパー玉出」の夜の姿をお届けします。詳細は以下から。

まず見てもらいたいのがこちらの店舗。地上8階相当という、あまりに巨大な看板があります。なお、これらの写真は「いつかスーパー玉出の記事を書きたい」と思ったスタッフが2年前に撮影したものです。

しかしよくよく見てみると看板の上に花火を模した電飾と、さらに小さい看板が。トータルで地上11階分という、道頓堀にある「グリコの看板」を意識するほどの巨大さです。

このような看板は決して珍しくなく、大阪市中心部にあるこちらの店舗の看板もこんな感じ。


実際にどのように光っているのかがよく分かる動画。何も知らない人がパチンコ屋と勘違いするのも無理はありません。

多くの店舗で外に野菜が並べられていますが、だいたいは地域最安値です。

外壁にはお花や虹やゴリラなどのイラスト。「とにかくカラフル、とにかくギラギラ」ですが、よくよく壁面を見ると……

*おおっと*

動画で見るとこんな感じ。やけに解像度が低いのが気になります……

こちらの店舗の看板もなかなか巨大。やはり花火を模した電飾まであります。


読者提供による店内写真。とにかく低価格なため、大阪に立ち寄る機会がある人は、是非覗いてみてください。


【地上11階相当の巨大看板がギラギラ、不夜城と化す「スーパー玉出」で見てはいけないものを見てしまいました】を全て見る

幼い日の風景から、あの頃の香りまでも感じられるジオラマが作られました

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原風景を呼び覚ましてくれるジオラマです。詳細は以下から。

誰にでもある子供時代。それぞれの原風景が心の奥底に残っているはずですが、大人になってからそれを鮮明に思い出すのは容易なことではありません。
マレーシアのアーティスト、Eddie Puteraさんは自らの子供時代の風景をベースに、極めて精密なジオラマを作成し続けています。自分がそこに生き、育ってきた風景に少しのフィクションを織り交ぜながら、その時代を鮮明に思い出させてくれる情景が繰り広げられています。

I am lost for words to caption this. #diorama #dioramaset #dioramaclub #minaturescale #miniatures #miniature #miniatureart #fineart #scaleart #scalemodel #scalebuilder #acrylics #scale #eddieputera #weathering #rust #rustic #rusty #smallscale #mokit #art #eddie #putera #Malaysianartist #commission #model #artistoninstagram #artwork #artlifes

Eddie Putera®さん(@eddieputera)がシェアした投稿 – 2018年 3月月20日午前11時14分PDT


Shop opens at 9am. #diorama #dioramaset #dioramaclub #minaturescale #miniatures #miniature #miniatureart #fineart #scaleart #scalemodel #scalebuilder #acrylics #scale #eddieputera #weathering #rust #rustic #rusty #smallscale #mokit #art #eddie #putera #Malaysianartist #commission #model #artistoninstagram #artwork #artlifes

Eddie Putera®さん(@eddieputera)がシェアした投稿 – 2018年 3月月13日午前3時17分PDT


As the sun sets #diorama #dioramaset #dioramaclub #minaturescale #miniatures #miniature #miniatureart #fineart #scaleart #scalemodel #scalebuilder #dollhouseminiatures #scale #eddieputera #weathering #rust #rustic #rusty #smallscale

Eddie Putera®さん(@eddieputera)がシェアした投稿 – 2017年 8月月2日午前9時52分PDT


Village Scene #diorama #dioramaset #dioramaclub #minaturescale #miniatures #miniature #miniatureart #fineart #scaleart #scalemodel #scalebuilder #dollhouseminiatures #scale #eddieputera #weathering #rust #rustic #rusty #smallscale

Eddie Putera®さん(@eddieputera)がシェアした投稿 – 2017年 8月月1日午前4時29分PDT


In desparate need for a manicure. #diorama #dioramaset #dioramaclub #minaturescale #miniatures #miniature #miniatureart #fineart #scaleart #scalemodel #scalebuilder #acrylics #scale #eddieputera #weathering #rust #rustic #rusty #smallscale #mokit #art #eddie #putera #Malaysianartist #commission #model #artistoninstagram #artwork #artlifes

Eddie Putera®さん(@eddieputera)がシェアした投稿 – 2018年 3月月21日午前10時32分PDT


Am back at work. Thank you everyone for the prayers and wishes for my dad. #diorama #dioramaset #dioramaclub #minaturescale #miniatures #miniature #miniatureart #fineart #scaleart #scalemodel #scalebuilder #acrylics #scale #eddieputera #weathering #rust #rustic #rusty #smallscale #mokit #art #artsy #eddie #putera

Eddie Putera®さん(@eddieputera)がシェアした投稿 – 2017年 8月月19日午前2時54分PDT


Diary of a SuperMad man. #diorama #dioramaset #dioramaclub #minaturescale #miniatures #miniature #miniatureart #fineart #scaleart #scalemodel #scalebuilder #dollhouseminiatures #scale #eddieputera #weathering

Eddie Putera®さん(@eddieputera)がシェアした投稿 – 2017年 7月月1日午前12時54分PDT


At 1:64 scale, life ain’t that fun no more. Too freaking tiny for my old eyes. #diorama #dioramaset #dioramaclub #minaturescale #miniatures #miniature #miniatureart #fineart #scaleart #scalemodel #scalebuilder #acrylics #scale #eddieputera #weathering #rust #rustic #rusty #smallscale #mokit #art #eddie #putera #Malaysianartist #commission #model #artistoninstagram #artwork #artlifes

Eddie Putera®さん(@eddieputera)がシェアした投稿 – 2018年 4月月18日午前9時51分PDT


日本とマレーシアの違いはありますが、同じアジアの風景ということで、日本人からしてもどこか懐かしさを感じます。アジアを旅した経験のある方は、いつか旅路で見た景色を思い出すかもしれません。
そんなEddie Puteraさんの作品は公式サイトから購入可能です。180~250ドル(約20000~28000円)という価格帯なので、好みのものを探してみてもよさそうです。

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何周回っても息を呑む、70年代に花開いたハイセンス過ぎる女性ファッション

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もう永遠のスタンダードに認定しても良いのではないでしょうか?詳細は以下から。

狂騒の60年代がウッドストックと月面着陸をフィナーレとして過ぎ去り、そして始まった70年代。その時代に花開いたファッションはきらびやかなポップさと明るさをまとい、色彩と図柄が入り乱れています。
初期にはタイダイのシャツやメキシコ風、ハンガリー風の刺繍ブラウス、ポンチョやケープ、ミリタリーサープラスの衣料品が人気となり、ボトムズではベルボトムやガウチョ、フレアージーンズ、ミディ丈スカート、マキシドレスなどが愛されました。
時と共に女性のボトムズの裾はどんどん広がってゆきます。ビビッドな色彩や花柄を始めとした美しい柄が散りばめられ、派手で華やかなファッションが展開されてゆきます。


























これまでも70年代ファッションのリバイバルはありましたが、今こうして見てもまったく古びることなく鮮烈な印象を与えてくれます。またぜひ流行してほしいものですが…?

【何周回っても息を呑む、70年代に花開いたハイセンス過ぎる女性ファッション】を全て見る

【前編】藤子不二雄Aの出身地、富山県氷見市の「藤子不二雄Aまんがワールド」を堪能してきました

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先日の藤子・F・不二雄の故郷に続き、今度は藤子不二雄Aの生まれた街を歩いてみました。

後に藤子不二雄Aとして知られるようになる安孫子素雄が富山県高岡市の小学校に転校して藤本弘と出会ったのはまだ戦時中の1944年の事でした。
そんな安孫子素雄は今では高岡市からJR氷見線で30分の距離にある富山県氷見市の光禅寺というお寺に生まれました。1934年のことです。
そんな氷見市には生家の光禅寺が残っており、その目の前の比美町商店街には「忍者ハットリくんロード」や「忍者ハットリくんカラクリ時計」があり、氷見市潮風ギャラリーには「藤子不二雄Aアートコレクション」が所蔵されています。
他にも巨大なハットリくんの壁画があったり、比美町商店街や氷見漁港場外市場の「ひみ番屋街」には藤子不二雄Aオリジナルのゆるキャラたちの彫像が展示されていたりもします。
このひみ番屋街からJR氷見駅までは徒歩でも30分程度。BUZZAP!取材班はのんびりとギャラリーやカラクリ時計も含めてこの「藤子不二雄Aまんがワールド」を散歩してみることにしました。
「氷見の寒ブリ」という富山湾のブリの産地として知られる氷見市に観光・食・産業の中枢として作られたのが、氷見漁港場外市場である「ひみ番屋街」。漁港直送の寿司を筆頭とした多種多様な飲食店や、鮮魚や加工食品などの土産物屋、温泉などが集まっています。


まずここで出会うのが藤子不二雄Aがデザインした氷見市のマスコットキャラクター「ひみぼうずくん」。釣り竿を持ってブリを小脇に抱えるその姿はまさにA先生の画風そのままです。


ここには藤子不二雄Aの限定グッズを扱うお店もありますのでファンは要チェックです。

「鐘の鳴る丘」なるパワースポットもあります。ぜひ鳴らしておきましょう。


ここからJR氷見駅に向かって歩いています。不思議な五重塔が見えますね。

海沿いの比美乃江大橋を渡ります。


すると目の前に忍者ハットリくんの巨大壁画が現れます。無骨な建物に描かれていますが、まさにここが氷見漁港で隣には製氷工場も。漁業の街であることを再確認させられます。

ここから1本内陸側に入ると比美町商店街で、ハットリくんやプロゴルファー猿、さらには氷見市オリジナルの藤子不二雄Aのキャラクターが並んでいます。


角にあるのが「プロゴルファー猿ポケットパーク」なる広場。つむじ風舞うティーグラウンドから渾身のショットを放つ猿丸の彫像があり、壁にはあの絵柄で飛翔するボールと富山湾、さらには立山連峰が描かれています。



そこから50mも離れていない場所にあるのが氷見市潮風ギャラリー。1階には「忍者ハットリくん」や「怪物くん」などの代表作や氷見を描いた作品が展示されている他、藤子不二雄が暮らした「トキワ荘14号室」を再現したコーナーも。なお、1階は撮影禁止なので注意です。


2階には約1000冊の藤子不二雄Aの作品が収められた「まんが図書室」があり、こちらにも彫像などが展示されています。





他には「デジタルまんがスクリーン」なるコーナーでハットリくんになりきることもできてしまいます。

後編ではここから比美町商店街の「忍者ハットリくんロード」を南下して彫像を眺めつつ、光禅寺や「忍者ハットリくんカラクリ時計」を見ながらJR氷見駅まで向かいます。

【【前編】藤子不二雄Aの出身地、富山県氷見市の「藤子不二雄Aまんがワールド」を堪能してきました】を全て見る


【後編】藤子不二雄Aの出身地、富山県氷見市の「藤子不二雄Aまんがワールド」を堪能してきました

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先日の藤子・F・不二雄の故郷に続き、今度は藤子不二雄Aの生まれた街を歩いてみました。

前編ではひみ番屋街から巨大壁画、ポケットパーク、氷見潮風ギャラリーを見てきました。
この氷見市潮風ギャラリーからJR氷見駅方面へ歩いてくと、西側に奥まった場所に藤子不二雄Aの生家、光禅寺があります。



境内にはハットリくん、怪物くん、猿丸、喪黒福造の石像がありました。ハットリくんの恰幅の良さに注目です。


さらに美町商店街「忍者ハットリくんロード」を南に向かいます。


壁や店先にハットリくんが出現するので探してみましょう。


ハットリくんとケムマキのバトルシーンでしょうか。なかなかの躍動感です。




ハットリくんのキャラクターはもちろん、オリジナルの「氷見のサカナ紳士録」のキャラクターたちがなんともいい味を出しています。






そして商店街の中ほど、湊川に掛かる中の橋からは「http://fujikoworld.com/road/spot03/」を見ることができます。通常は9時から19時までの毎時ちょうどに動きますが、週末は30分刻みとなります。なお、冬期は休止するので要注意です。

ちょうど動き出す瞬間を見ることができました。

この先は彫像などはありませんが、商店街としてなかなか味のあるお店や建物が並んでいるので、むしろその辺りをじっくり楽しみながら散歩してみるのがオススメです。



消防団のシャッターにもハットリくんを発見しました。

曳山館がありました。氷見市では7月に氷見祇園祭というお祭りがあり、その時にこの曳山が曳き回されます。京都の祇園祭を思い出させますが、疫病が流行った際に牛頭天王に悪疫退散を願った事から始まっていることから、同じ系譜であることが分かります。

JR氷見駅からは忍者ハットリくんのラッピング列車が走っています。しかも単にラッピングだけでなく、車内案内もハットリくんのあの喋りでトークしてくれるというファンにはたまらない熱の入れようですのでぜひともチェックしてみてください。


なお、天気と運が良ければ氷見市からは北アルプスの立山連峰を富山湾越しに臨むことができます。BUZZAP!取材班は運良く帰りの列車の中から見ることができました。


もともと豊かな海産物と富山湾越しの立山連峰の絶景などで有名な富山県氷見市ですが、藤子不二雄Aの足跡と街並みも合わせて楽しむと魅力がさらに倍増すること間違いなしです。

【【後編】藤子不二雄Aの出身地、富山県氷見市の「藤子不二雄Aまんがワールド」を堪能してきました】を全て見る

美しさと面影と、アンジェリーナ・ジョリーがまだ子供だった70年代から80年代初頭の写真

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あの面影は子供時代から変わらないものでした。

今や世界に知らない人はいないトップスターのひとり、アンジェリーナ・ジョリー。「トゥームレイダー」シリーズでのララ・クロフトそのものの演技や「Mr.&Mrs.スミス」でのブラッド・ピットとの共演からの結婚などはすぐに記憶に浮かんできます。
映画好きの人にはアカデミー助演女優賞を受賞した「17歳のカルテ」での抜き身の刀のような凄みに溢れた演技も外せないポイントです。
この映画での役柄は彼女が10代の時に直面した数々の危うさとの呼応も感じさせるものですが、そんなアンジーの子供時代はまるで天使のような可愛らしさと、今現在の面影を併せ持つものでした。なお、一緒に移っている美人女性は母親のフミシェリーヌ・ベルトランさん。フランス系カナダ人とイロコイ族の血をひく女優です。




















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「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」2018年12月に公開決定!

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ずっと待ちわびていたこの作品の公開日程が遂に公式発表されました。詳細は以下から。

2016年11月に公開され、現在も公開され続けている「この世界の片隅に」。BUZZAP!でも以前お伝えしたロング版の公開日程が正式に発表されました。
ロング版については公開からちょうど1年となる2017年11月12日、公開1周年記念の舞台挨拶が東京のテアトル新宿で行われ、その席上で真木太郎プロデューサーが製作を正式に発表していました。
「この世界の片隅に」は全体の尺の都合から、原作に描かれていても映画内では示されないエピソードが多数存在しています。偶然の出会いからすずの友達になる白木リンとの重要な会話、そしてリンとすずの夫である周作の関係、すずが軍属として訓練に向かう周作を見送る時に付けた紅など、いずれも映画の中では「実際には起こっていながらも仄めかされるに留まる」形となっていました。
ロング版では「すずさんとリンさんの交流を描く昭和19年秋と昭和20年冬~春のエピソードや、すみちゃんを案じながら迎える20年9月の枕崎台風のシーンなど」が追加されることが公表されています。
このロング版の正式なタイトルは「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」となっており、「主人公すずさんだけではない『さらにいくつもの人生』が描かれ、すずさんたちの心の奥底で揺れ動く複雑な想い、も描き出されます」とのこと。
ティザー版の映像も解禁され、「みぎて」が白木リンを描く様子があのオープニングテーマと共に描き出されています。

公開まであと4ヶ月ちょっと。原作とアニメ映画版をじっくり復習しておきましょうか…。

【「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」2018年12月に公開決定!】を全て見る

ゴッホ×VANSコラボの「ひまわり」スニーカー爆誕、まさかのヴァン(VAN)つながりで実現

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VAN繋がりでこの上なく魅力的なプロダクトが生まれています。詳細は以下から。

あのゴッホ(Vincent van Gogh)の名画をこれでもかと集めたオランダ、アムステルダムのゴッホ美術館(Van Gogh Museum)がスニーカーなどのフットウェアメーカーとして多大な人気を誇るVANSとコラボレーションすることが明らかになっています。
コラボ作品はVANSのお馴染みのスニーカーやシャツ、ハット、バックパックなどにゴッホの「花咲くアーモンドの木の枝」「ひまわり」「骸骨」を始めとした有名作品や直筆の手紙がプリントされたもの。
さて、どんな出来映えになっているでしょうか?











これらは8月3日からVANSの特設サイトとゴッホ美術館のショッピングサイトで販売開始され、収益の一部はゴッホの作品の保護のために寄付されます。
VAN繋がりでこの上もない極上のプロダクトが生まれています。ゴッホ好きならずともぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

【ゴッホ×VANSコラボの「ひまわり」スニーカー爆誕、まさかのヴァン(VAN)つながりで実現】を全て見る

「この世界の片隅に」ドラマ版に原作者こうの史代先生がコメントしたところ「 #ゴッドマーズよりも原作に遠い選手権 」が開催されてしまう

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まさかこの一言がここまで膨らむとはこうの先生も思っていなかったのではないでしょうか?詳細は以下から。

事の発端は「この世界の片隅に」の原作者・こうの史代先生がTBS系日曜劇場で現在放送されている同作品の連続テレビドラマ版について、ファンの集まる掲示板で発言したこと。
こうの先生はドラマ版に「ご覧くださって、スペシャルサンクスです!!!」と「感謝」の意を述べています。これは実写ドラマ版が「special thanks to 映画『この世界の片隅に』製作委員会」と勝手に表記し、制作委員会に「一切関知しておりません」と一蹴されたことを受けたと思われるもの。
脚本については「わたしはいちおう毎回、脚本を見せて貰ってチェックしているのですが、直してもらえるとは限らないみたいです」と説明。原作から改変された部分については「でも大丈夫…『六神合体ゴッドマーズ』よりは原作に近いんじゃないかな!?」とコメントしました。
原作からの改変の度合いを表す例えとして、改変しすぎてほぼオリジナル作品状態になっていた「六神合体ゴッドマーズ」を挙げるという皮肉のあまりの効きっぷりにツイッター民がたまらず反応。こうして大喜利「#ゴッドマーズよりも原作に遠い選手権」が開始されたのです。さて、いったいどんな作品が登場しているのでしょうか?
まずは今回同様に原作者の鳥山明御大から「別次元の『新ドラゴンボール』として鑑賞するのが正解かもしれません」と痛烈なツッコミの入ったこの作品です。

こちらは原作者のアーシュラ・K・ル=グウィンが激怒したジブリ作品。改変しすぎなのか駄作過ぎるのかという線引きは難しいところですが…。

デザインの大幅すぎる変更で完全な別物になっています。映画から入った子供たちには衝撃ですね。。

これは原作というよりも原案やオマージュのレベルなのではないかと感じてしまう例。

ゲームが原作の映画は「トゥーム・レイダース」などの名作も少なくありませんが、まさかこれを映画にするか…という意味でぶっちぎっています。

中高年は懐かしさに胸が震え、若者は「6人いる!」ことに衝撃を覚えそうな作品です。

古典作品も登場。よく考えればドラゴンボールもこれが原作と言えなくもない気もしないではありません。

中国四大奇書からふたつめ。別物として名作マンガになっているのはさすがです。

原作が存在していたことすら知らずに見ていた人がほとんどではないでしょうか?今見ても非常にクオリティが高く、日本にラザニアの認知度を高めたことでも知られています。現在第1話が無料配信中。

紹介したのは極一部で、膨大な数の作品がノミネートされています。名作である原作からかけ離れて駄作となった作品もあれば、どちらも名作として並び立つもの、設定やキャラクターをうまく料理して原作を越える名作となったものなど、多くのバリエーションが存在する辺りが非常に興味深いところです。
あなたの中での大賞はどの作品でしょうか?個人的にある意味「風の谷のナウシカ」が上位に入ると思っていますが…?

【「この世界の片隅に」ドラマ版に原作者こうの史代先生がコメントしたところ「 #ゴッドマーズよりも原作に遠い選手権 」が開催されてしまう】を全て見る

アートとカルチャーを軸に再興を果たしつつある京都の「堀川商店街」を歩いてみました

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二条城の北、晴明神社の南に堀川商店街は位置しています。詳細は以下から。

京都の各所に散らばる寺社仏閣を始めとした観光地。多くの場合はバスやタクシーなどで移動し、それぞれの「点」で観光をするのが主流でしたが、現在はレンタサイクルで街中を走ったり、観光地の周辺をじっくり見るような「線」や「面」での観光スタイルも好まれるようになってきています。
そんな中でも最近注目を集め始めているのが商店街。大阪には黒門市場などの巨大な有名商店街が点在していますが、京都の商店街は小ぶりながらそれぞれが独自の個性を発揮しようと新しい動きを始めています。
BUZZAP!でも以前、北野天満宮の南の一条通で「妖怪ストリート」として売り出している大将軍商店街についてレポートしましたが、今回はアートやカルチャーをキーワードに再興を計る堀川商店街を歩いてみました。

堀川商店街は名前の通り、京都の洛中を南北に貫く大通りの堀川通りに面した商店街。世界遺産である二条城の北、パワースポットとして人気の晴明神社の南という非常に恵まれたロケーションにあります。
アートとカルチャーに関しては数年前から取り組みが始まっており、2015年に京都市内の各所を会場に開催された現代芸術祭「PARASOPHIA(パラソフィア)」の会場のひとつともなっていました。



では、南側から歩いてみましょう。堀川丸太町の交差点から北に向かっていくとまず最初に目に付くのが堀川下立売交差点の京都らしい佇まいにアレンジされたスーパー「Fresco」。京都発で関西圏ではお馴染みのスーパーだけにちょっとびっくりです。

この向かい側には老舗和菓子屋の鳴海餅本店もあります。イートインコーナーもあるのでひと休みもできます。

そこからほんのすぐ北にあるのが「ほりたこ」さん。昔ながらのたこ焼き屋といった感じですが、それだけではありません。

すぐ横のテントスペースで立ち呑みもできてしまいます。かなりお安くお酒もおつまみも豊富です。

そしてこの昭和感溢れる日用雑貨店。ラインナップの昭和感にぐっときます。

この先からアーケードが始まります。

昔から愛されている事がよく分かるレコ屋にラーメン屋も。


こちらの日用品店はオシャレ系でコーヒーも飲めてしまいます。そろそろピンときた方もいるかもしれませんが、堀川商店街の魅力はこうした新旧入り乱れたミックス感にあります。


古くからの食品店や洋品店、理髪店などが点在して昔懐かしい雰囲気を残しており、ここが今も近隣の人々の生活の場であることに気付かされます。



そうしたお店の間に新しく若い世代が入ってきて始めたドーナツ屋やチョコレート屋、ダイナーなどが並びます。




本格的にお腹が空いた人は手打ちの京うどんや京漬け物の定食なども食べれてしまいます。


ちゃんこ鍋の持ち帰り専門店として有名な「チャンコ番」さん。10日間の夏休みも全然OKという最高な空気にこの商店街は包み込まれているのです。

気になった蒸しまんカフェの「まんまん堂」。当日は酷暑過ぎてさすがに断念してしまいましたが…。


こちらは堀川会議室。アーティストの作品発表・展示や趣味の教室などのために使用することができます。

こちらの「鳥岩」さんも立ち呑みで有名。曜日が限られますが、開店日は夜な夜な賑わっています。筆者も訪れてみましたが、安く美味しく、活気に満ちた空間が広がっていました。敢えて写真は載せませんので気になった方は夜に訪れてみてください。

かなり北まで歩いてきました。八百屋に園芸店もあります。


アーケードを出たところにはかわいらしいパン屋にヴィーガン料理屋もありました。


ここから中立売通を越えると晴明神社はもうすぐ。西陣と呼ばれる西陣織で有名なエリアに入っていきます。
いかがでしたでしょうか?現在はシャッター街とは呼べないレベルに活気づいてきてはいるものの、閉店となったままの店舗もまだ少なからず存在しているのが堀川商店街の現在。

ですがアートとカルチャーというテーマを軸にしている事で、この堀川商店街は新たなステップに踏み込もうとしています。
次の記事ではこの堀川商店街の中に位置し、京都では誰もが知る大垣書店が京都府から委託される形で運営しているギャラリー&イベント&ワークスペース「堀川AC Lab」についてお伝えします。


京都の文化は有名な寺社仏閣にだけあるのではありません。現在進行形で生み出され、育まれている現場をぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

【アートとカルチャーを軸に再興を果たしつつある京都の「堀川商店街」を歩いてみました】を全て見る

京都の堀川商店街で、「本」をテーマに表現者やクリエイターをアシストする「堀川 AC Lab」の目指すヴィジョン

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アートとカルチャーをテーマとする堀川商店街を強力にバックアップする空間が面白い事になっています。

京都の堀川通りに面する堀川商店街は、前回お伝えしたようにアートとカルチャーをテーマにまさに再興しつつあります。
そんな堀川商店街の中に2018年5月に誕生したのが「堀川 AC Lab」。ここは大垣書店が京都府から委託され、アートやクラフト、交流、地域活性化などをテーマに運営しているギャラリー&イベント&ワークスペースです。


このスペースはアーティスト、クラフツマン、クリエイターなどモノづくりや表現にかかわる人を対象とし、展示やイベントのために「基本的に無料」で貸し出されています。期間に関しても1日から1週間、半月にまたがるものもあるなど非常に柔軟。
そして、大垣書店がコラボに際して掲げる「Hyaku Satsu Studio」という企画テーマが非常に面白いものとなっています。「Hyaku Satsu」は「100冊の本」を意味しており、内容は以下の通り。
これは、本屋さんがアーティストやクラフツマンのために企画するプロジェクト。特徴は、展示・プレゼンテーションといったこれまで通りの表現方法だけではなく、「本」がキーワードになっているところ。アーティストやクラフツマンがセレクトした100冊の本を作品と一緒に置くことで、その人自身のストーリーや作品の裏側が見えてきます。その「本」が媒体となってつながりが生まれ、コミュニティが生まれ、仕事が生まれます。作品だけでなく、本からも魅力を見出す場所。
ということで、京都を代表する書店がコラボし、今もなお紙媒体の本がこよなく愛される京都ならではの企画内容となっています。
「堀川 AC Lab」をプロデュースする大垣書店店舗開発室長の大垣守可さんにお話を伺うと、この場所を使用するに当たり、必ず1回はプレゼンテーションやトークショー、交流会などのイベントを開催する事を求めているとのこと。

これには上記のような、「堀川 AC Lab」で展示やイベントを行う人自身のルーツやストーリー、そして感銘を受けた作品の裏側が示されることでつながりやコミュニティが生じる事に加え、この堀川商店街という地に人の流れを作るという狙いもあるといいます。
それは「堀川 AC Lab」でのイベントを通じ、ここで表現されるアートやカルチャーが堀川商店街に人を呼び、さらに表現の場としてより広く知られていくことで堀川商店街自体の魅力が増し、より大きなムーブメントへとつながってゆくこと。
もちろんこの構想は夢物語ではなく、具体的に再来年を目処に堀川商店街に隣接するエリアに巨大なカルチャーの拠点が生まれることになっています。「堀川 AC Lab」はそのパイロット版としての役割も担っており、ここでの実績が新たな拠点へと受け継がれてゆくということです。
詳細が明らかになってくるのはこれからですが、非常に楽しみなことになっています。なお、現時点でこの「堀川 AC Lab」のスケジュールは年度末までほぼ埋まっているということで、関心の高さが伺えます。
さて、「堀川 AC Lab」を訪れた日は写真家の横山隆平さんの主催する「ものつくりびとの棚から~古本市~」というイベントが開催されており、筆者も参加していました。

「写真や現代美術、版画、染色、お菓子作り、映像、呑み屋、建築、グラフィックデザイン、編集者、イラストレーターなど多彩なジャンルのもの作りに関わる人の本棚からこぼれ落ちた古本が一堂に集まります」とのことで、それぞれの本棚から持ち寄られた古本が集まり、さらに作品の展示やワークショップも行われました。


奥の棚にずらりとセレクトされた古本が並びます。

どのような本を読んできたのかという歴史はその人の人となりを表すものですが、「部屋に置ききれなくなった本、昔は必要だったけどいまは読まないなぁという本、献本、なぜだかいっぱいある同じ本、だれかが勝手にアトリエに置いていった本、製作費捻のため泣く泣く手放す本」などの「本棚からこぼれ落ちた古本」というコンセプトは非常に面白いもの。




筆者も参加に当たって本棚からいろいろ探しましたが、どうしても手放せない本があったり、悩み抜いた末に断捨離に至ったりと、なかなか自分の内面を見つめ直させられました。
こちらに平積みになっているのは大垣書店とコラボした新刊コーナー。


こちらでは宙づりでデコレーションのようになっています。

参加したアーティストのいわゆる本業での作品も展示されていました。






展示即売も行われています。こちらは焼き菓子。

こちらのクッキー型も。

映画や美術展などのフライヤーなどから封筒を自作するワークショップも同時に開催されていました。

用意されたフライヤーの中から、柄やデザインを型紙を使ってリメイクしていくのは実にハマります。なんとなくもらってきて家に溜まりに溜まったフライヤーで自作してみたくなり、型紙を買ってしまいました…。

こちらのイベントは土日の2日間開催されたものですが、8月23日まで古本などの販売や展示は続いています。気になった方は堀川商店街を散歩がてらぜひ覗いていってみてください。

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「ド近眼の人から見た世界」を描いた絵画のわかりみが深過ぎる

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目のいい人には絶対に理解してもらえない世界が克明に描かれています。詳細は以下から。

ある時ふと気がついたら悪くなっていた目。眼鏡やコンタクトレンズを使って普通に生活できてていても、ふと裸眼になった時のあの全てがぼやけた世界は不便で時に危険です。
ちょっとした段差が見えなかったり、外した眼鏡がどこにあるか分からなくなったりなど、笑い事のようですが本人からすれば心躍る瞬間ではありません。
しかし「水中で目を開けたような感じ」などと説明を試みても、目のいい人には理解してもらえず歯がゆい思いをした人も多いのではないでしょうか。
そんな「ド近眼の人から見た世界」を南アフリカの画家Philip Barlowが絵画作品にしてくれました。そうそうこれなんだよ、と目が悪い人ほど首がもげるほど同意すること間違いなしです。
目のいい皆様、ぜひともとくとご覧下さい。これが正真正銘の「ド近眼の人から見た世界」です。
人の顔もちゃんと見えません。小さな段差や障害物なども気付けないことがあります。




雨の日や夜などは光の反射もありさらに見えづらくなります。


きらきらと美しいビーチもやはりぼんやり。

波で眼鏡をなくすと途方に暮れます。波にさらわれていると泣けてきます。

もちろん彼女の水着姿もぼんやりです。水着姿もぼんやりです。大切なことなので二度言いました。


ほんの少し、目が悪いということの不便さを感じていただけたでしょうか?

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【訃報】さくらももこさんが死去

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ちびまる子ちゃんの原作者、さくらももこさんが死去しました。

国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の原作者であり、作詞家、エッセイストとしても広く知られたさくらももこさんが2018年8月15日午後8時29分、乳がんのため死去しました。享年53歳でした。

さくらももこさんは「ちびまる子ちゃん」シリーズに加え、初期エッセイ集三部作の「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」がミリオンセラーを記録するなど、エッセイストとしても活躍。
さらには「ちびまる子ちゃん」の主題歌「おどるポンポコリン」の作詞で第32回日本レコード大賞も受賞するなど、マルチな活躍をしていました。
公式ブログではさくらプロダクションスタッフ一同としてデビュー30年の際の以下の言葉を伝えています。

「30年間、良い事も大変な事もいっぱいありましたが、私は作家としてとても幸せな月日を送らせていただいています。感謝にたえません。」
(さくらももこ 公式ブログ Powered by LINEより引用)

これでサザエさん、ドラえもん、クレヨンしんちゃんに続き、国民的アニメの原作者すべてが亡くなってしまったことになります。あまりにも残念です……。

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【訃報】「サザエさん」フネ役を努めた麻生美代子さんが92歳で死去

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「サザエさん」のフネ役などで知られた麻生美代子さんが亡くなっていたことが分かりました。

国民的アニメ『サザエさん』で、1969年10月の初回から2015年9月まで、主人公フグ田サザエの母親の磯野フネ役を務めてきた声優の麻生美代子さんが8月25日に92歳で亡くなった事が分かりました。
所属事務所によると死因は老衰のためとのこと。
麻生さんは「サザエさん」フネ役のほか、「鋼の錬金術師」のピナコ・ロックベル役、「アルプスの少女ハイジ」のロッテンマイヤー役などを努め、「赤毛のアン」シリーズのマリラ・カスバードを筆頭に多くの吹き替えも行いました。
また、テレビ東京系『和風総本家』ではナレーションなどを務めてきました。

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【祝報】「HUNTER×HUNTER」連載再開、9月22日発売号より

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わずか5ヶ月での連載再開となりました。

少年ジャンプの人気漫画「HUNTER×HUNTER」の連載再開が少年ジャンプ公式サイト上でで発表されました。
それによると、連載は9月22日発売の少年ジャンプ43号から再開し、コミックス36巻は10月4日に発売されます。
4月の休載発表時には作者の冨樫義博から「なるべく早いタイミングで戻ってこれるよう頑張ります」とのメッセージがありましたが、5ヶ月という比較的短期間での連載再開となり、ファンの間からは過労を心配する声も上がっています。
混迷の度を深めるカキン帝国の王位継承戦がどのような展開に発展していくのか、期待は高まるばかりです。

【【祝報】「HUNTER×HUNTER」連載再開、9月22日発売号より】を全て見る

息を呑む世界観、ユタ砂漠でドローンで撮影された「地球外惑星」のショートムービー

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地球の光景には見えません。詳細は以下から。

2分間のショートムービー「The Visitor」はオーストラリアの映像作家でデザイナーのPete Majarichの作成した作品。

不毛な惑星に到着したひとりの宇宙飛行士を描いたこの映像はドローン「DJI Mavic Air」の「active track」という機能を用いたもので、アメリカ合衆国の有名なモニュメントバレーの中のユタ砂漠で撮影されました。

映画「オデッセイ」や「インターステラー」を思い出す壮大な息を呑む映像ですが、これが大規模なCGではなく個人所有のドローンの作り出した映像であることを考えると、今後映像表現の幅はさらに広がっていくことになりそうです。

【息を呑む世界観、ユタ砂漠でドローンで撮影された「地球外惑星」のショートムービー】を全て見る

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